ミニマム治療って?オゾン治療って?
中秋の名月を拝み、衣替えと思ったら、急に寒くなってきましたね!
早速ヒーターのお世話になっている真魚ですf^^;)←早いでしょうか???
ところでこのブログは歯科医院で働く、わたくし真魚のブログ。
最近めっきり歯科医療のことから遠ざかっていたので、本日は治療のことを書きます!
みなさんは「ミニマム治療」という最新の歯科治療の言葉をご存知ですか?
何がミニマム(極少)かと言うと、歯を削る量を‘極少‘にすると言う治療法のことです。
虫歯治療の基本は、目に見える虫歯を全て削除して、その為に出来た穴を人工物で
埋めることでした。
しかしそれには、いくつかの副作用のようなものが
生じる可能性があります。
①あまりに虫歯が深いと歯の神経を取らなくてはいけない
②金属などを使うため(保険診療)、白さが失われてしまう
いずれも黒い虫歯を全て取り除かねばならないということが前提で起こることですが、
もし歯をあまり削らずに済めば、避けられることが出来る2つです。
最近ではいろいろな機器の開発や研究が進み、この「ミニマム治療」が可能に
なりました。
そこで、現在当院で行っている「ミニマム治療」をご紹介しましょう♪
Ⅰ.レーザーとフッ化ジアミン銀を併用した治療
Ⅱ.3mix-mp法による治療
(写真はレーザーです)
いずれも極力虫歯を削らずに、レーザーおよび薬効で虫歯部分を無菌化し
虫歯の進行を止めることにより、従来のように歯を多量に削らなくてもいいという治療
です。
ただし、いくら無菌化したとは言え、虫歯を残して終えることには変わりがないので
治療後は定期的に薬効を確認し、虫歯の進行が再発していないことをチェックする
必要があります。このチェックを含めて「ミニマム治療」なのです。
そこで気になるのが、先日もテレビで放映されていた「オゾン治療」☆
ヒールオゾンという機器を用いて、歯に直接オゾンを照射して、虫歯菌をやっつける
というコンセプト。考え方としては「ミニマム治療」のひとつになります。(意外と
たくさん削っていましたが・・・(^^;)
しかし、とにかく実績が無い=現在効果に十分な信頼性が伴っていないということ
から、当院ではまだまだ検討段階です。
さらに当院では、このミニマム治療方針を欠損補綴にも応用しています。
たとえば、従来は両脇の歯を大きく削って作っていたブリッジを、“ミニマム接着性
ブリッジ“にしたり、またインプラントやノンクラスプデンチャー(針金の無い取り外し
可能な入れ歯)なども、積極的に行っているのです。
とにかく、歯科治療=痛い、怖いという現実がある限り、こういった患者さんに負担の
少ない治療がいろいろと開発されていくのだと思います。
ただ、早く見つければ早く痛くなく治せます。
どうか皆さん、歯も身体の一部ですから、大事にしてくださいねー(^。^)!!!
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中沢歯科医院 http://www.nakazawa-shika.com
品川区戸越銀座にOPENしてから14年。中沢歯科は新しく生まれ変わり
ました。今後さらに、「リラックスして治療が受けられる医院」を目指していきます!
※以前は戸越銀座温泉の斜め向かい、お花屋さんの2階にありました(現在:接骨院)
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